ワーキングホリデーに興味があるものの仕事を辞めないといけないし、お金もいる・・一大決心がいりますね。
昔からよく「海外へ行くと人生観など変わる」とよく聞きましたが、本当なのでしょうか。
実際に数年前にワーホリを体験しました。私の答えは「はい。変わります。」です。
まったく後悔はなく、今の私はワーホリなくしてはない、というほど本当に価値のある経験になりました。
海外に行く前は「人生が変わる」っていうのは、どういう意味なのだろう、と思っていました。実際、価値観や考え方が変わりました。
その頃は心がクリアで心身ともに一番輝いていた時期だと思います。今さらながら、その時の気持ちを持ち続けるためにも、思い出を書き綴ろうと思います。
ワーホリ真っ最中の頃、帰国したらどうしようとか未来のことに不安はなし。過去に後悔している暇もない。なぜなら今目の前にあることに一生懸命だったから。今、目の前にあることが楽しすぎて、正に”今”を生きていました。
一時帰国したころ「仕事はどうすんの?」と日本にいる友達からは仕事の心配をされましたが、ワーホリ真っ最中だったのでまったく将来に対する不安はありませんでした。帰国後どうするかも考えていませんでした。それほど楽しかった。今を生きるってこのことなのかな~と身をもって実感しました。
気付いたことや学んだこと
・人との出会いを大切にするようになる
・自由に過ごせる時間は今しかない(お金はあとからなんとかなるけど時間は今しかない)
・視野が広くなりストレスに強くなった
今の場所がダメなら、県外へ、それでもダメなら日本のどこかへ、それでもダメなら海外へ(仕事でも恋人でも)。日本で良い人がいなくても、海外にはいるかも?!とスケールが大きくなり選択肢も広がりました。
・行動力がつく
・必ずしも生まれた国でずっと生活しなければならない、というわけではない
・今の職場にこだわらなくていい、他にたくさんある(職場の人間関係で悩む友人をみると特にそう思います)
・仕事ばっかりしすぎない
・友達とランチじゃなくてモーニングへ行くのもあり
・日本のお客様精神、お客様は良くても働く方は大変だ
・海外の職場は、日本みたいな堅苦しさがない
・流行にとらわれなくなった、自分らしさが大切
・自然のリズムに合わせた人間らしい生活が楽
・日本なら日本語が通じるんだから、なんでもできる!と妙な自信ができる
・海外に住んでいた!という強みが出来る
・シンプルな生活の良さ
・ゆっくりとした時間の中で生活できるので、心が穏やかになった
・人に話したり、悩みを相談するようになった。人のありがたみを実感した
・人は一人では生きていけない事を実感
・自分の性格を再確認できる。新たな自分を発見できる。
1人が好きと思っていたけど、そうではないことに気付く
実家でも自分の部屋、出かけるのも1人が楽。日本にいる時は一人が好きでした。ところが海外へ行きワーホリの友達が徐々に帰国した後の寂しさ、シェアルームだったのに一人部屋に変わった時の寂しさ・・。人のありがたみも知りました。
・先入観なく人を見られるようになる
年齢や職業・肩書など、大人になればそういうことが邪魔してくるのですが、海外で知り合った友達はみんなフラットな関係。年下であろうが年上であろうがため口で話し、仲良くなります。肩書じゃなく、まずその人をみる・知るという事が大切だと思いました。
実際に友達になった子で、人懐っこくて純粋という印象の子がいました。あとあと分かったのはその子は日本では派手なタイプ。たぶんお互い日本にいたら性格が合わなくて友達になっていなかっただろうな、というタイプ。だけど海外にいるおかげで、お互い先入観なく近づけました。
・アクティブな性格になる
帰国しても次の連休はどこ旅行しよう、とか常にそう言った自分の好きなことで頭がいっぱいのためストレスを溜まる暇がない
・色んな人に躊躇せず話し掛けられるようになる
人見知りな方ですが、昔に比べると人に話しかけることは簡単に出来るようになっていました。道に迷ったり分からないことがあったらすぐ聞く。考えるより聞いた方が早い、と思うようになったから。
・視野が広くなって多様な考え方が出来るようになった
様々な人種の人がいて文化も違います。日本よりもより多様な考えな人がいて、個性的な人だって普通にいます。
振り返ってみて
1年間でも内容が濃い。日本で過ごす1年とは全然違います。その中で出会いも別れもあり、目まぐるしく子供の頃のように1年を長く感じられる。いい意味で忙しかった。忙しくてホームシックになる余裕もなかった。
人により感じ方はそれぞれだと思います。出会った人の中には、全然楽しくない、することがない暇だ、と言う人もいます。ですが
いろんな学びや経験があり自分らしくいれる。私にとっては、すごく人生の上で価値のある経験になったと思います。